Q1. 入社のきっかけを教えてください。

予備校が一緒の友達から、週末だけ人が足りていないから一緒にアルバイトしてみない？と誘われたのが最初のきっかけです。
働くこと自体、ここが生まれて初めてでした。

受験生だったので、最初は2ヶ月ぐらいで一旦受験に集中する為、辞めたんですけど、翌年に無事に合格し、大学入学後、予備校の時に一緒だった別の友達に誘われて、また始めました。

その後、第一子を出産する時に、つわりがひどかったり、体調を崩したので、いったん退社したんですが、子どもが産まれて一歳半ぐらいになるときに、もう一度会長の方から「元気？」と声をかけていただいて。
子どもを預けて働こうと思ったけど、働くなら保育園に預けなきゃいけないし、仕事していないと預けられないしで・・・・その間の板挟みで、お金ないから認可いくのもどうしようとちょうど悩んでる時でしたが、いいタイミングで誘っていただいたので、私の心を覗かれたのかと思いました(笑)。

アルバイトし始めたのが20歳くらいの時でしたから、それから26歳で結婚するまで6年くらいはずっと続けてましたね。トータルで考えると結構長いと思います。

Q2. 今は主にどんなお仕事をされていますか？

基本的に平日の昼間のランチ時間帯のみレストランでスタッフをしています。
週末は結婚式場のホールの中で料理の配膳だったり、ドリンクをサービスしたりしています。

結婚式は2時間半なんですけど、30分前には入って、ミーティング後、最後はお客様のお見送りと片付けもあるので、拘束時間的には合計3時間半くらいですね。

レストランの方は、シフトによってまちまちで、4時間以上は最低必ずいて、長ければ6時間～7時間勤務の日もあります。

レストランでは、10時～15時までを目安に勤務していて、式場の時はその時いただいたお仕事の中から順番に埋めていく感じなので、大体昼の時間帯が多いです。

昔は朝11時からというのも多かったですけど、今は12時台からスタートの方が多いですね。
皆さん2次会行かれるにしても、結構待ち時間が長いというところもあって、最近は遅い時間の15時～16時から始まる披露宴が増えてきているような気がします。
たまに18時からの披露宴もありますね。

Q3. ご自身から見た職場の雰囲気を教えて下さい。

今一緒に働いている方で同世代の30代主婦の方が二人いて、その方たちと大体シフトが一緒なので、とても仲良くさせて貰っています。
子どものことを話したり、習い事をどうするとか、いろんな相談をしています。

私が仕事に行っているレストランに限っていうと、お昼は主婦の方、フリーターの男性の方が多いですね。

主婦の方とは、お互いに子供がいる大変さがわかるので、子どもの体調が悪かったりした時に相談して、シフトを変わって欲しいということも言いやすいですね。
シフトを変わって貰った時には、後で事務所に変わった理由を言って報告しています。
そういうところで融通がききやすいので、助かっていますし、お互い様な所がありますので、人間関係は良いと思います。

Q4. 辞めようと思ったことはありますか？

子どもが3人いるので、特に第2子を妊娠した時に、お腹が大きくなれば仕事に支障もでるし、迷惑もかけるなと思って、その時に辞めようかと思ったことはあります。

第一子の時も、結婚よりも妊娠が先で迷惑をかける形で辞めたので、その時のことを思い出し、どうしようか考えました。

それを素直に会長と事務所の方に相談したところ、現場の方に出れなくなっても、事務所の方を手伝ってみないかと言っていただいて。

事務所の方に来てもらえれば、臨月に入っても手伝えるし、あなたの収入が減るかもしれないけど、ゼロにはならないからと言っていただいてので、宜しくお願いしますと言いました。とてもありがたかったですね。

Q5. お仕事の中で大変なことやキツイことなどはありますか？

見た目の華やかさと違って、本当に体育会系の体力勝負なところですね。
お祝いの席のお手伝いをさせていただいているので、疲れたとかキツイとかを一切顔に出したらいけません。
笑顔が一番大事な仕事って言うのをいつも言われていますし、私たちも下の子たちにそう指導しています。

忙しい婚礼の時期になれば、一日で二回続けて出ることもあります。
昔もっと結婚式が多かった頃は一日にトータル朝・昼・ナイトウエディングと3回出ていたこともあります。
同じ会場の時もあれば、別会場の時もありました。

特に今年齢を重ねてきて、お昼の婚礼と、夕方からの婚礼とで一日に二ついっぺんにすると、家に帰ってきて思わずため息がでます。

Q6. 今のお仕事でやりがいやモチベーションを保てる何かはありますか？

一番最初は、特に生まれて初めての仕事ということで、仕事をするということがどういうことなのかも分からない時に、先輩方に比べて自分は全然何もできないということがわかり、辛かったですし、きつかったですね。

一番最初の結婚式の時には、緊張してしまって、「あなたはこのテーブル担当お願いね」って言われた時に、今からの2時間半はこのテーブルは私の責任なんだ、この8人の人は私が責任を持っていろいろしなきゃいけないんだということがすごくプレッシャーで、始まる前から吐きそうになりましたし、毎回慣れるまでは吐きそうって思ってました(笑)。

でも、その中でもだんだんと回数を重ねてくると、じゃあ自分に出来る事はなんだって、一つ一つ仕事を覚えていくのもそうなんですけど、例えば立ち姿を綺麗にしなさいとか、一礼のお辞儀の仕方を綺麗にしなさいとか、自分で一つ一つ意識して積み重ねていくと、先輩方が見てて下さって、姿勢がいいねとか、笑顔がいいねと認めてくれてるみてくれているという言葉があると、みててくれたんだと、そういう小さい積み重ねがモチベーションになっていますね。
お客様にあなたの笑顔がいいねとか、気が利いてるねとか、言われるその一言一言で、ああ頑張ろうって思えます。

Q7. あなたが働く上で重要視することはなんですか？

やっぱりお給料ももちろん大事で、そこがしっかりしていないと保育料が払えないですし、そこが基本にあるんですけど、大事にするのは職場の雰囲気ですね。
雰囲気がよくないと、いくら給料がよくても、なかなか最近は学生の方たちが続いていかないので。

今、19・20歳くらいの、私がちょうどここに入社した時と同じくらいの年齢の方が毎年いっぱい入ってくる中で、初心を忘れずに、まだ来週も来ようと思ってもらえるような職場の雰囲気づくりをしてよくしていきたいと思っています。

自分が経験した吐きそうになった気持ち、相手の立場に立つと「下膳して」や「お酌して」って何？というように、そういうひとつひとつに気づかされて、そういう子達の緊張を少しでもほぐしてあげたいですし、いろんな現場に入る時に、自分がリーダーとして入ることが多いので、そういう空気を作るのはリーダーの仕事の一つだと思います。

Q8. これから働く上でどういった仕事をしたいですか？

私もいい歳になって、ここにいる歴も長いんですけど、先輩たちと一緒にお仕事させていただくと、やっぱりすごいなって思うところがまだまだあります。

それを自分の物にしていきたいということが一つと、これから下の子達にも伝えていきたいということ、また私が今思っているように、下の子達からもあんな風になりたいと思ってもらえるような仕事の姿勢だったり、人になりたいですね。

Q9. 会社の自慢をしてください。

スタッフ同士の年齢が離れていても、結構皆仲良く話せるとこですかね。下の子が相当気を使っているんでしょうけど(笑)。
仕事上のことで厳しく言う時もありますけど、そこをいったん離れてしまえば、普通に冗談も言うし、仲が良いと思います。　

集まれるメンバーで年末に事務所主催で食事会をしていただいたりとか、最近はできてないんですけど、昔は皆でボーリング大会を開催して、景品も会社持ちでしてもらったりとか、キャンプにみんなで夏にいったりとかだったので、またできていくといいなと思います。

みんなの信頼関係がよくなってくると、集まりもよくなってできるのかなと思います。
また是非復活させたいと思います。私はレクリエーション部長だったので(笑)。

年末だけじゃなくて、夏場のあんまり仕事がない時にバーべキューとかできたらいいんじゃないかなと思います。

Q10. 社長の自慢をしてください。

今の若い子たちは、社長世代だと思うんですけど、私ぐらい昔からいる人だと、まだ会長に沢山お世話になった世代なんですよね。
公私に渡ってとても親身になっていろんなことを相談させていただいてます。

昔、私が病気になって動けなくなっていた時に、仕事を休ませてくださいと連絡したら、
会長から電話かかってきて、私の家まで心配して迎えに来てくれて、会長自ら私を病院に連れて行ってくれたんですよ。

会長としては、その時まだ私は免許も持ってませんでしたし、私が今病院にも行けない状態というのを聞いて、来てくださったんですけど、当時はかなりビックリしましたし、今思えばそんな会社中々ないよねと思いました。

Q11. 同僚の自慢をしてください。

かっこよくて、男前な女性が多いですね！
注意したり、必要なことを言ったら、そこで終わり！グジグジ言わず、後腐れない関係を保てています。

Q12. どんな人が入社されたら嬉しいですか？入社希望の方にメッセージをお願いします。

主婦の方に対しては、ここで保育園とは違ったママ友の輪が広がりますし、仕事の中で困ったことがあれば、事務所に言いずらいことであっても、先輩ママとか、同じ境遇の方に相談もできますので、働きやすいと思います！